初対面の相手にどうやって話せばいいかわからない、どんな風に自己紹介をするのがベストなんだろう。
今まで、初めて会う人とのコミュニケーションのとり方で、どうしていいか困ったことはないですか?お互いのことをなにも知らない状態なんだから不安になるのもよくわかります。
ですが、初対面での印象というのはかなり大事なんです、それでその後の関係がかなり決まってしまうといっても過言ではありません。
さて、そんなあなたのための今回のテーマは「初対面のときにどう話せば、後のコミュニケーションが楽になるのか」です。
まず、大前提として話しておきますが、初対面のときのコミュニケーションの目的は「自分に興味を持ってもらうこと」です。このことをしっかりと頭に入れて、今回の記事を読んでくださいね。
会社やサークルの自己紹介などにも使えるテクニックですので、ぜひ役に立ててください。それではいきましょう。
あるひとことで後の会話がとってもスムーズになる?
初対面のときはどうすればいいのでしょう。結論からいうと「少しだけ自分の弱みをみせる」ことが、相手と仲良くなるための近道になるんです。
え、長所とか得意なことの話をしなくてもいいの?──そう思った方が多いんじゃないでしょうか。もちろん、ベースはそういう話で構わないのですが、話しの中に少しだけ弱みを見せること。これが大事なんです。
「今まで野球をやってて、スポーツが好きなんです。でも、読書とか全然したことないけど、興味はあるので、おすすめの本があったら教えて欲しいです!」
これはひとつの例ですが、このくらいのニュアンスで構いません。
よっぽど相手がコミュニケーション能力が高いなら別ですが、基本的に初対面の場合、相手も「なにから話せばいいんだろう」と思っているはずです。
そういう相手に「ツッコミどころ」を作ってあげるために、自分の得意なものの話ではなく、苦手なものの話をして、相手に話しかけてもらうための空気作りをやんわりと自己紹介の時点でしておくのです。
それに、人間というのは、他人の弱みに敏感な生き物です。「わかる、自分もそうなんだよ」や「それならこうした方がいいよ」と思う人がほとんどなので、最初のうちは自己紹介ベースに話を進めていいのですが、少しの弱みを見せるとその後のコミュニケーションがスムーズになってきます。
やってはいけない、注意するべきポイント
それでも初対面のときに、あまりやるべきでないことがあります。それは自信がないような振る舞いをみせることです。
具体的には「表情がかたい」「ぼそぼそ声で早口」という振る舞いが、自信がない印象を与えるものになります。
そんなの当たり前でしょ。と思う方が多いんじゃないでしょうか。──でも、これ、結構やってしまっている人が多いんですよ。
想像してみればわかると思います。「なんかこの人、ぼそぼそ喋ってて暗い印象だな」と思った人とは仲良くなろうとはあまり思わないですよね。
なので、誰かと会話をするとき、(特に初対面の場合は)皆さんが想像してるよりも、もうひとつ笑顔を作って、ゆっくり・はっきりと話す意識をしてみてください。それだけできっと、出会う人の印象が大きく変わりますから。
人との関係づくりにおいて、初対面のときの印象はかなり大きいものです。意識して自信があるような振る舞いをみせるようにしてくださいね。
でも、その中に自分の苦手な部分(弱み)を見せることも忘れずにね。そうすれば、その後の関係はきっとスムーズに進みますよ。
その後の関係を決めかねない初対面のコミュニケーションは特に慎重に!
いかがでしたか?今まで初対面の人と話すのが苦手で、「なにをどう話していいかわからない!」という人にはピンとくることが多かったのではないでしょうか。
これまでテクニカルな話をしてきましたが、あえて言うならコミュニケーションを楽しむことさえできれば、自然と今回の話をクリアできたりします。
人と話すのが好きな人は、もとから表情が豊かで、はっきりとした口調で話していますからね。
でも、意識しないと、明るくはっきりと話すことができないのは悪いことではありませんよ。これから直していけばいいんです。ゆっくり、確実にいきましょう。
それでは、あなたが明日から少しでもコミュニケーションを楽しめるようになれば幸いです。あなたの人生が明るくなることを祈っております。
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