前回は『仕草』におけるわるい癖について書きました。
今回は『口癖編』です。
口癖には、特に聞いててもなにも思わないものが多いんですが、中には「悪い印象を与えてしまう口癖」というのもあります。
そんな悪い印象を与えてしまう口癖について、紹介していきます。よく使ってしまっていないかどうか、確かめてみてください。
目次
◎ 悪い印象を与えてしまう口癖を五つ紹介
- 「でも」や「どうせ」などの否定形
- 「わたし」は「うちは」と自己主張ばかり
- 話す前に「あ、」や「まあ、」と付ける
- すぐに「すいません」と謝る
- 早口で小声になりがち
◎ もし、そんな口癖を直したいなら
◎まとめ ~必ず直さないといけないものではないけど~
悪い印象を与えてしまう口癖を5つ紹介
①「でも」や「どうせ」など否定形をよく使う
返事をするときに、なにげなく使っているかもしれない「でも」などの否定の言葉は、実は言われている側はけっこう気になります。
性格は使っている言葉から繋がってきます。ふだんからネガティブな言葉ばかり使っていると、考え方までネガティブに……
「よく言っているかも」と心当たりがあるなら、使わないように意識することを心がけましょう。
②「わたしは」「うちは」と自己主張ばかり
さいきんは控えめな人が多い中、しっかりと自己主張できるのはいいことです。しかし、やりすぎるとウザがられてしまうのも事実です。
会話をしているときに「わたしは~」と相手に遮られるのは、やはり気持ちのいいものではありません。相手が楽しく話せるには、どう話すのがいいか考えてみてください。
③話す前に「あ、」や「まぁ、」などをつける
これは、気づきにくいですが、意外と多い口癖です。あなたも気づかないうちに使ってたりしていませんか?
最初に「あ、」や「まぁ、」とつけてしまうと、一歩引いて話しています。という印象を与えてしまいます。
気づきにくい口癖かもしれませんが、会話相手に距離を感じさせてしまいます。自分がどんな言葉を話しているか、一言ずつ気にする癖をつければ直せるものです。
④すぐに「すいません」と謝る
謙虚を美徳とする、日本人特有の口癖でもあります。
人に悪いことをしたら謝る。というのは当たり前ですが、謝る必要のないときでも、とにかく「すいません」と言ってしまうのは、他人からの評価はもちろん、自己評価も下げてしまいます。
もし当てはまっている心当たりがある方は「すいません」と言ってしまう部分を「ありがとう」に変えてみる。という方法がおすすめです。
⑤早口だったり、小声だったりする。
これは口癖ではないのですが、こういう話し方は「自信のない」印象を与えてしまいます。
ゆっくり、聞こえやすい声で話すだけで、相手によい印象を与えられることが、心理学的にわかっています。意識してみると、まわりの評価が変わるかもしれませんね。
もしそんな口癖をなおしたいなら
紹介されている口癖を言っている気はするけど、どうしても使っちゃう。
という貴女へ。確かに習慣化されてしまった言葉を変えるのは難しいけど、少しずつなら変えていけます。
「ゆっくり、徐々にやめること」がなによりの近道なのです。
「絶対に○○と言わない!」と宣言しても、気づけばすぐに言ってしまいますよね。
そうではなく、たとえば「今から一時間は○○と言わない」や「〇〇という代わりに、□□と言う」こういう風に、ゆっくり口癖をなおしていく努力をするのが一番効果的です。
また「美しい言葉に耳を傾ける」のも、口癖をなおす方法の一つ。
某自然派レストランのコピーで「あなたとは、あなたが食べてきた物のことです」というものがあるのですが。
「あなたとは、あなたが取り入れてきた言葉のことです」これも真実だと思います、美しくて強い言葉を取り入れるようにしましょう。
必ず直さないといけないものでもないけど……
いかがでしたか。
その口癖も貴女自身ではあります、必ずしも直さないといけないわけではありません。
だけど、その癖がだれかに悪い印象を与えてしまう可能性をもっているのも事実。もし直したいとおもっているなら、ゆっくりでかまいません。少しずつ、直すようにしましょう。
この記事をみて、新しいことに気づくきっかけになれば幸いです。それでは、貴女の人生がより良いものになることを祈っております。
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